オリジナルBL小説置場。 ご理解のない方はUターンを。 萌え≠エロ持論で作品展開中。 短編中心、暇つぶしに読めるお話ばかりです。
変態×光司 その2 傾向:下品 / 変態
【問題】
同棲している受と攻
旅行先から帰って来た攻の土産は、大きな勃起した男性器をかたどった"チンポアメ"だった…!?
それを見た受は何と言った?
もしくはその後の展開は?
「お前、本気で頭沸いてんじゃねーの? つかコレ、普通によく売ってたな。買う奴お前くらいだろ、変態」
にこやかにグロテスクなモンを取り出した馬鹿に、冷たい視線を送る。
こんなもんが土産って、お前はどこに何しに行って来たんだと、小一時間問い詰めたい。
むしろ、こんな奴と一緒に暮らしている俺を、問い詰めたい。
「うん。なんか、募金箱に募金した気分。勃起だけに」
「死ね、今すぐ窓からそれ持って地球にキスしに、ダイブしろ」
「いやん、俺の唇は光司専門」
「丁重にお断りだ」
「なんでよダーリン、ウチ、ダーリンの技術力アップの為に大枚はたいたっちゃ」
「だからお前のヲタ臭ぇ、ふざけたテンションと脳味噌がムカつくんだよ!」
「ぷーっ、だって光司、本当に尺八下手なんだもん。あんな玩具舐めるより、よっぽど親切人道的に練習出来るじゃん」
「既にてめぇのモン、咥えさせる時点で非人道的なんだよ!」
マジでコイツ、豆腐の角に頭ぶつけて死なねぇかな。
とにかくこの変換、保健所か生ゴミで回収してほしい。
「あーあ、じゃあいいよいいですよ。光司の代わりに、俺がテクニック向上に勤しみますよ。なんて勤勉な俺。大体、カップルには向上心が必要じゃないのよ、あまりにも怠慢で我が儘アルよ光司」
「お前のクソ屁理屈で、俺が頷くとでも?」
「てか、俺の事愛してる?光司」
「はいはい、大好き大好き」
「全然誠意篭ってなーい。つーワケで」
天井が馬鹿の頭越しに見える。
あ、ヤバイ。
押し倒されたらヤバイ。
「愛は舐めたら、甘くないのよ光司。…覚悟しいや」
とりあえず、顎が痛くなり舌が痺れる程、その夜の俺の口は大忙しだった。
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本当に、なんでこの二人付き合ってるんですかね。
変態クンは名前出ぬまま終了。
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【俺様×健気】【ヘタレ×女王様】
萌え≠エロが持論です。でも、本番≠エロだし、下ネタはOKなんで、オカズになるようなエロは書けないということだけご了承ください。