オリジナルBL小説置場。 ご理解のない方はUターンを。 萌え≠エロ持論で作品展開中。 短編中心、暇つぶしに読めるお話ばかりです。
「穴があれば」
「突っ込みたい」
「同意」
くそう、さっきから話が平行線だ。
付き合い始めて、約半年。
お互い多忙で、なかなか身体を繋ぐ暇がないまま時間が過ぎた俺達。
今夜、ようやく雰囲気と気分が高まり、ようやく……となったのも、つかの間。
まさかの問題にブチ当たっていた。
「おまえ、世の中に自分を好きになるのはネコしかいないと思ってんのか!」
「今までがそうだったんだ!」
「はっ、よっぽど世の中の男は見る目ねぇな! おまえはむしゃぶりつきたくなるような、可愛いケツの持ち主だぜ」
「きしょっ!」
そう、俺達は互いにタチ同士だった。
まさか俺が、ケツを狙われる立場になるとは、青天の霹靂だ。
「待てい! おまえの腰から尻にかけてのラインも、十分チャーミングだぞ」
「褒めても射精しないぞ」
「出させてやる!」
テクに関しては、散々こちとら磨いて来たんだ。
口撃と攻防を繰り返しながら、俺達は狭いベッドの上で転げ回った。
* * *
「不毛だ……」
「だな」
煙草を互いにくわえ、俺達は疲れて煙を吐き出した。
男を押し倒すのは、容易じゃねぇ。
なんだこの、疲労感。
「なぁ」
「んー?」
「突っ込まなくていーからよ、しゃぶりっこで手打たね? 俺案外、奉仕好きよ」
「俺も上手いぜ?」
「じゃあ、どっちが先にイカせるか勝負だな」
「受けて立つ!」
下半身を剥き、俺達は互いの息子に手を伸ばした。
勝負の結果は、五分五分って事で。
次回に勝敗は、持ち越しみたいだ。
…………………………………
世の中攻・受を、どうやって決めるのかという興味深いコラムを確かこれを各前に読みまして。
仮にノンケ同士であれば、そらどっちも発想として「突っ込まれる」選択はなかなか取れないだろうなぁとか。
ずっとタチだったら、もっと揉めるのかなぁとか。
なんか、すごく悩んでいた時期だったみたいです(笑)
まぁぶっちゃけ、「突っ込まない」って選択肢でも私は十分萌えれるんですけどね!
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萌え≠エロが持論です。でも、本番≠エロだし、下ネタはOKなんで、オカズになるようなエロは書けないということだけご了承ください。
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